足関節捻挫を早く治すやり方

今回は足首の捻挫についてお話ししていきます。

足関節捻挫とは

今までで足首を捻挫したことはありますか?

スポーツをしている人はもちろん、普段運動をしていない人でも足首の捻挫はしたことがあると思います。

スポーツ競技での怪我で最も多いのが足関節の捻挫といわれています。

中には両足首を捻る人や、同じ足を何回も捻挫するという人もいます。

そこで今回は足関節を捻ってしまった場合の対処法、早く治るまでの流れを分かりやすくお伝えしたいと思います。

足関節の構造

まず、足首の構造を知ることが大事ですのでお話しします。

足首は三つの骨で作られています。

脛骨・腓骨・距骨の三つです

この三つの関節が足首ですごく重要な要素を担っています。

特に距骨という骨は足首の中でも一番重要といっても過言ではないくらいの骨です。

次は靭帯です

先ほどの骨の周りには無数の靭帯や腱の組織がついています。

そもそも靭帯はどのような働きかといいますと、骨同士の過度な動きが出ないように制限をするものだと思っていただければ大丈夫です。

ストッパーの役割をするので足首を捻るときに、真っ先に痛めてしまうのがこの靭帯になります。

靭帯は度合いにもよりますが一度伸びてしまうと元通りの状態になることが難しくなってきます。

伸びたゴムみたいになってしまいます。

この靭帯たちが足関節、骨を支える役割を担っています。

捻挫の起こり方

足首を捻るときに足の外側、内側どちらに捻ることが多いのでしょうか??

こんな感じの捻り方が多いのではないでしょうか。

足首の捻挫はほとんど外側に捻る損傷が多いです。

外側に捻ると当然ですが外側の身体の組織に損傷が起きます。

ここで大事なのが足首を捻るときには、足首の決まった動きがあります。

それはつま先立ちの足の形になると捻挫が起こるということです。

専門的に言いますと底屈という動きになります。

つま先を伸ばす動きですね!

この状態から足を地面についたときに捻挫が起こりやすいです。

さらにつま先立ちの体勢になる原因はふくらはぎが硬くなると起こります

これはつま先立ちを行う筋肉がふくらはぎですので日常生活で、姿勢や身体の重心が前重心でふくらはぎに負担がかかりやすい人なんかに多く見られます。

捻挫してしまったら、、、

では実際に捻挫をしてしまったらどう対処したらいいのでしょうか??

まず、捻挫にかかわらず怪我は初期の処置が早ければ早いほど治りやすいです。

初期の処置を怠ると後々痛い目にあいます。

ですので

軽くひねったけど大丈夫!!

医者に行くのがめんどくさいなー

なんて言ってると、さらに大きいけがに繋がってしまいますので注意が必要です。

捻挫の症状は痛めた度合いにもよりますが1週間から1ヵ月を要します。

その期間を短縮するために初期処置は必ず行ってください。

処置のしかたはこちらから↓↓↓↓↓

初期処置以外に捻挫をしている期間はまず足首に負担をかけないように体重をかけないようにします。

体重をかけていると靭帯が伸びていますので骨がずれやすくなったり、捻挫癖が起こり再捻挫してしまう可能性が高くなりますので気を付けてください。

当院では松葉杖を貸し出していますのでお声がけください。

捻挫をしてしばらくたった後

捻挫をした後は固定したままではなく、痛んだ靭帯やその他組織の再生を早める電気の治療を行います。

・特殊な電気を患部に流すことで痛みの緩和や早期治癒を図る。

・炎症が収まったら患部をどんどん温める。

この二つを行うことで痛みを最短で取り切ります。

さらに、痛みを取るだけではなく捻挫は癖になることが多いので再発防止のリハビリもセットで行います。

これらをすべて行い捻挫の治療とします。

電気や、リハビリの内容は捻挫の種類、組織の損傷具合によって変わっていきますので今回はここまでとします。

詳しいことは栗山まで相談してください。

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