やってしまった!!【怪我をした時の処置の方法】最新版!
かえでくんどうしたの??
さっきそこで足首を捻ってけがをしたんだ、、、
まあ、大変!!
すぐに氷で冷やさないと!
最初はアイシングしないとだよね
ちょっと待って!!
アイシングをする前にこれを見てほしいんだ!
怪我をした時の対応が変わって最新版になったんだよ!
そうなんですね!
教えてください!
今回は【けがをした時の処置の最新版】ついての記事になります!
このような方に読んで
いただきたいです!
- 子どもがよく怪我や不調を訴える人
- 家族で転んだり、怪我をする事が多い
- スポーツやっている人
- スポーツトレーナーになってみたい人
怪我の処置についてのヒントや解決方法について説明していきますね!
【目次】
怪我の処置の最新版【PEACE and LOVE】
PEACE and LOVEとは何なのか??
スポーツ外傷の処置の代名詞のRICE処置
R(Rest)休む
I(Icing)冷やす
C(Compression)患部を圧迫する
E(Elevation)患部を心臓より高く挙げる
からPRICE処置さらにPOLICE処置と変わってきているとお伝えしました。
YouTubeですが前の処置の説明はこちらの記事を読んでみてください!
↓↓↓
こちらの記事でも少しおさらい!
「安静 Rest より、早期から最適な負荷をかけるOptimal Loadingが早期復帰をするには望ましい」ということでPRICE処置のRをOLに置き換えた最新で出ていたPOLICE処置でした。
しかし、さらに軟部組織損傷(筋肉や靭帯などのこと)の早期回復を考えた最新の言葉がPEACE &LOVEです。
- P (Protection)保護
- E (Elevation)挙上
- A (Avoid anti-inflammatories)抗炎症薬を避ける
- C (Compression)圧迫
- E (Education)教育 最適の対処法を教え、不必要な受動的療法を避ける
&
- Ⅼ (Load)負荷、徐々に負荷をあげる
- O (Optimism)楽観思考、前向きな考え方をする
- V (Vascularisation)血流を増やす、有酸素運動を取り入れる
- E (Exercise)運動、筋力、自己受容性感覚、体の動きなどを養う
ランニングクリニックのデュボイさんが提唱したものです。
このように怪我の処置がここ最近でどんどん変化が出てきているのです。
では今回の変化は前の処置とどのようなところが変わったのでしょうか??
今回の変更は何が変わったのか?
今回のPEACE処置では、従来のPOLICE処置から、Ice(アイシングする)が除かれ
↓
Avoid anti-inflammatories 抗炎症薬を避ける
Education 教育
することが提唱されています。
今回のpeace&love処置の後半のLOVEは、怪我をした後のリハビリを意識して提唱しています。
RICE, PRICEは、受傷直後急性期の対処で、POLICEは、その後の亜急性期までを含めています。
さらにPEACE & LOVE は、急性期、亜急性期、回復期まで含めた概念ですね。
急性、亜急性とは何??
急性、亜急性とは何??という人もいるので簡単に例えるならたんこぶです。
骨折や肉離れ、打ったところが赤く腫れて炎症が起きている状態のことを指します。
急な怪我の状態からリハビリをして完全に治るまでの過程のことをpeace&loveはまとめています。
このように時代の流れで研究が進み、当たり前だったことが変化していくのですね。
数十年前は運動中に水を飲むなと言われていたくらいですからね(笑)
近年はもっと常識が変化していくスピードが速くなると考えられます。
なぜアイシング(冷やすこと)が無くなってしまったの??
ここは皆さん不思議なところだと思いませんか?
実際にアイシングをやった人はわかるかもしれませんが『冷やすとさっきより動きやすい!』と感じたことはあるはずです。
だったらアイシングをしてもいいじゃないか!と考えるのが普通です。
なぜかというとスポーツの世界では徐々に怪我や負担がかかったところへのアイシングはしない試みが増えています。
考えてみてください。
人間の体はなぜ怪我をしたら赤く腫れて、炎症が起きてしまうのか??
『体を治そうとしているから』です。
そこに血液をいっぱい送って酸素や栄養素を運びます。
そんな体を治そうとする作用を冷やしてしまったら、、、
回復は遅くなりますよね。
これは怪我だけではなく、風邪をひいた時の解熱剤、普段から起こる腰痛、肩こり、日々の不定愁訴など体に不調がある場合はいつも体の循環が悪くなると思っていてください。
実際に出ている論文でも患部に対してアイシングを行うとそこの細胞の修復能力を活性化する機能が低下してしまうことが分かっています。
ですが、時と場合によってはした方がいいこともあります。
大概はアイシングをしないで他の処置をした方が治りは早いですよ!
まとめ
今回は怪我の処置から回復していくまでのやり方を説明したpeace&love処置を紹介しました。
この処置はスポーツの現場や医療現場、日常生活でも覚えておいて損はない内容になります。
皆さんも痛くなったら早く良くしたいですよね?
今回の内容をしっかり理解して日常生活の糧にしていきましょう!!
豆知識として使えるのもいいかもしれません(笑)
では今回はここまでです!
peace&love処置について詳しく知りたい方はいつでも私に連絡してください!
本日もブログをご覧頂き
本当にありがとうございました!!
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かえで接骨院、整体院 石山院 院長栗山雅行
〒950-0823
新潟県新潟市東区東中島2-4-1
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TEL 070-8598-2592
栗山 雅行
院長
新潟県三条市出身
小さいころからサッカーをやっていたが、小、中、高校生の最後の試合は三回ともけがで出場できず、その悔しさから柔道整復師の仕事をに就きたいと志す。
現在はかえで接骨院石山院の院長として地域の方に貢献できるよう施術活動を行っている。
外部活動では介護施設の機能訓練指導やスポーツの現場でのトレーナー活動、大会救護など
県内外幅広く活動している。
3児のパパ
趣味 読書、ダーツ、筋トレ