「糖がないなら作る!」肝臓が頑張る“糖新生”とは?

「糖質を控えれば痩せる」と思っていませんか?
でも、実はそれが脚太りの原因になっているかもしれません。
今回は、糖質が不足したときに体内で起きる
“糖新生”と、そこからくる負担について解説します。
■ 糖新生ってなに?
糖新生とは、体内で糖をゼロから作り出す仕組みのこと。
とくに脳や赤血球など、
糖をエネルギー源として必要とする臓器のために、
肝臓や腎臓がタンパク質や
脂肪を材料にして糖を作り出します。
■ 糖新生がもたらす負担
糖新生には、とてつもないエネルギーが必要。
ビタミンやミネラル、筋肉や脂肪までも使われます。
その結果…
・肝臓や腎臓が疲弊
・代謝が落ちる
・消化機能や睡眠の質も低下
・脂肪を溜め込みやすい体に
と、まさに負のスパイラルに突入してしまうんです。
■ 糖新生による“代謝の低下”が脚太りを招く
糖が足りず、肝臓がフル稼働して糖を作ることで
エネルギー効率は一気に低下。
これが続くと、脂肪をため込むモードに切り替わり、
下半身に脂肪が蓄積されやすくなります。
さらに、糖新生に必要な栄養が不足すると、
便秘・冷え・むくみ・眠気などの不調も出現。
■ 糖質を怖がらないで
糖質は敵ではありません。
正しい量を、しっかり食べることで
体は楽になり、代謝もアップします。
たとえば…
・朝ごはんにしっかり白米
・芋やかぼちゃなども炭水化物源に加える
・フルーツも活用して糖をチャージ
など、肝臓にムリをさせない食事が大切です。
■ まとめ
糖質不足→糖新生→肝臓疲弊→代謝低下→脚太り
という負のサイクルにハマらないように、
糖質は「必要な栄養素」として
しっかり摂ることが脚痩せへの第一歩です。
次回予告
次回は「エストロゲン過剰の原因は他にも?」
ホルモンバランスを乱す生活習慣を解説します!
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