各お肉別で栄養素を調べてみた!【牛肉編】
牛肉
牛肉は部位によって、脂質が多く含まれているものがあるので注意してください!
部位別に栄養素をみていきましょう。
「和牛サーロイン」「和牛リブロース」「和牛バラ」
「和牛肩ロース」はご覧の通り、脂質がとても多くなってます
脂質が多い肉を普段の食事に入れたら…
「揚げ物」や「炒め物」をしていなくても
脂質過剰になってしまいますので注意してください
ちなみに
炭水化物35%、タンパク質8%、脂質51%
「肉を食べているからタンパク質たっぷり」
「調理用油を使っていないから油はそこまで摂取していない」
このように思ってしまう人が大半です。
実際は、タンパク質は全体のたったの8%。
脂質は50%以上の脂質過剰摂取です。
実際に計算してみると脂質過剰だったなんてことが起きやすいです!
理想の摂取カロリーは先ほどもお伝えした通り
炭水化物50~60%、タンパク質13~20%、脂質20~25%程度。
脂が多い肉を食べる事で、脂質の比率が
30%を簡単に超えてしまう可能性があります。
たまには良いですが常食しないようにしましょう!
※豆知識「なぜ肉にこんなに脂質が多いのか?」
脂質が多い肉は「家畜肉」です。(牛・豚・鶏)
なるべく費用をかけずに早く出荷させるために
太りやすい環境で育てられています。
(ストレスをかける、餌を穀物にする、抗生物質を打つなど)
そして、人は脂質を美味しいと感じるようにできています。
昔は脂質は貴重で、飢餓との戦いだった時期に
カロリーが高い脂質は生き延びるために重要でした。
そのため脂質が美味しいと感じやすくなっています。
生産者からしても安価で生産できるし
脂質が多い方が売れるので、
市場には脂質が多い肉が出回っています。
牛で脂質が少ない部位はこちら↓
「赤肉」や「スジ」などの脂質が少ない部位は、
脂質が少なく栄養豊富です。
「レバー」や「ハツ」などの内臓もお勧めです!
牛肉を食べる場合はなるべく脂質の少ないものを選ぶようにしましょう!